権限がない。
予算を決められない。方針を決められない。デザインを決められない。外注先を選べない。
でも、結果は求められる。
「成果は?」「アクセスは増えた?」「問い合わせは?」
決められないのに、結果だけ求められる。これが、一番つらい。
責任だけが、こっちに来る。
これは、構造的に理不尽
ここで、はっきり言います。
これは、完全におかしいです。理不尽です。
なぜなら、
決める権限がなければ、結果をコントロールできないから。
当たり前のことです。でも、Web担当者の現場では、この当たり前が通用しない。
権限がないのに、責任だけある状態
あなたの状況を整理してみましょう。
決められないこと
- 予算(上司が決める)
- 方針(経営層が決める)
- デザイン(上司や外注先が決める)
- スケジュール(他部署の都合で決まる)
- 外注先(既に決まっている)
求められること
- 成果を出せ
- アクセスを増やせ
- 問い合わせを増やせ
- 売上につなげろ
これ、おかしくないですか?
自分で決められないことで、結果を出せと言われている。
これは、運転席に座ってない人に、目的地まで運転しろと言ってるようなものです。
権限がない人に、結果を求めることの残酷さ
さらに残酷なのは、
権限がないことを理由にすると、「言い訳」だと言われることです。
- 「予算がないからできません」→「工夫が足りない」
- 「方針が決まってないからできません」→「自分で考えて」
- 「承認が降りないからできません」→「説得しろ」
権限がないことを言っても、理解されない。
結果、あなたは、
できないことを、できると言わざるを得ない
そして、できないから、結果が出ない。そして、責められる。
この無限ループ。
権限がないなら、結果を求めないでほしい
これは、シンプルな話です。
結果を求めるなら、権限を与えてほしい。
権限を与えられないなら、結果を求めないでほしい。
でも、現実は違う。
権限は与えられず、結果だけ求められる。
これは、構造的に破綻しています。
じゃあ、どうすればいいのか
ここからは、正解ではなく、選び方の話です。
選択肢① 「決める権限がない」と明言する
今まで、あなたはこうしてきたかもしれません。
- なんとなく頑張って
- なんとなく結果を出そうとして
- なんとなく責任を背負ってきた
でも、
権限がないことを、はっきり言葉にするという選択があります。
できることの例
- 「これを決める権限が、私にはありません」と伝える
- 「権限がないので、結果を保証できません」と伝える
- 「決めてもらえれば、実行します」と役割を明確にする
権限がないからできないと言うのは、恥じゃないです。
選択肢② 「権限の範囲」を明確にする
全てに権限がないわけではないかもしれません。
自分が決められる範囲を明確にするという選択もあります。
できることの例
- 「ここまでは私が決めます、ここからは決めてください」と線を引く
- 「この予算内なら、私の判断でやります」と宣言する
- 決められることと決められないことを、書き出す
決められることに集中します。
選択肢③ 権限を要求する
結果を求められるなら、権限も要求するという選択もあります。
できることの例
- 「結果を求めるなら、権限をください」と交渉する
- 「この予算を私に任せてもらえませんか」と提案する
- 権限がないとできないことを、具体的に説明する
対等に交渉します。
選択肢④ 環境を変える
権限が与えられない環境なら、環境を変えるという選択もあります。
できることの例
- 権限を持てる会社を探す
- 社内で、役割を変える交渉をする
- 「この環境では無理だ」と判断する
権限と責任が一致する場所を探します。
最後に:Web担当者のあなたへ
「決める権限がないのに、結果だけ求められるのが一番つらい」
それは、つらいです。そして、理不尽です。
これは、あなたの問題じゃなくて、構造の問題です。
権限がないなら、結果を保証できない。
これは、当たり前のことです。
権限がないことを、堂々と言っていい。
ここまで読んでくれて、ありがとうございました。あなたの気持ちが、少しでも楽になっていたら嬉しいです。
もし、もう少し現状を整理したくなったとき、誰かと話してみたくなったときは、またこのサイトを思い出してもらえたら嬉しいです。
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