はじめに:御社のホームページ、ただの「飾り」になっていませんか?
「とりあえずホームページはあるから大丈夫」
「高いお金を払って作ったんだから、そのうち効果が出るはず」
もし、経営者であるあなたがそう思っているとしたら、それはとても危険なサインかもしれません。
現代のビジネスにおいて、ホームページを持たない企業は存在しないも同然と言われます。しかし、多くの中小企業が持っているホームページは、残念ながら誰にも見られず、売上も生まない「放置された資産」になってしまっています。
この記事では、攻めのホームページ運用代行サービス「インコンフォルメ」が、プロの視点で、なぜ多くの中小企業のホームページが集客に失敗してしまうのか、その理由を徹底的に解説します。
技術的な話だけではなく、実は人間の「心理」や「経営判断」のクセに大きな原因があることを、8つの失敗パターンとともに紐解いていきましょう。
なぜ「今のままでいい」と思ってしまうのか?(心理的な落とし穴)
成果が出ていないホームページを前にしても、なぜ多くの経営者はそれを放置してしまうのでしょうか?
その原因は、ITの知識不足ではなく、人間なら誰でも持っている「心のクセ」にあります。
変化を恐れる「現状維持」の心理
人間には、現在の状況を基準として、そこから変化することを「リスク」や「損失」だと過剰に感じてしまう心理があります。これを心理学では「現状維持バイアス」と呼びます。
例えば、「今のホームページでも会社概要は見られるし、特にクレームも来ていないから問題ない」と考えて、リニューアルや運用の改善を先送りにしてしまうのがこの心理です。
しかし、市場環境やスマホ対応などの技術は日々進化しています。何もしないことは「維持」ではなく、競合に置いていかれる「後退」を意味します。
「もったいない」が招く失敗(サンクコストの誤解)
過去にお金や時間をかけたことに対して、「元を取りたい」「無駄にしたくない」という気持ちが強く働き、損切りができなくなる心理を「サンクコスト(埋没費用)効果」と言います。
「5年前に300万円もかけて作った立派なサイトだから」という理由で、スマホで見づらくても、更新がしにくくても、使い続けてしまうケースがこれに当たります。
過去にいくら払ったかという「戻ってこないお金」に縛られ、これからの売上を作るための「未来の投資」ができなくなってしまうのです。
問題の先送りが招く「見えないリスク」
「今は忙しいから、Webのことは後で考えよう」。こうした「忙しいから後回し思考」で問題を先送りにすることは、問題を解決するどころか、問題を「育てて」大きくしているのと同じです。
情報の古さやセキュリティの甘さを放置することは、以下の3つのリスクを招きます。
- 担当者のストレス
「本当は何とかしないといけないのに」という思いが、経営者や担当者の慢性的なストレスになります。 - 実害の拡大
放置期間が長いほど、検索順位を戻したり、失った信頼を回復したりするためのコストは膨れ上がります。 - 組織の空気の悪化
「うまくいっていないことを見て見ぬふりをする」という態度は、社内全体に悪影響を及ぼし、新しい提案が出にくい空気を作ってしまいます。
中小企業HPの失敗パターン8選
それでは、具体的にどのような状態でホームページが失敗しているのか、よくある8つのパターンを見ていきましょう。
これらは一つだけでなく、いくつか重なって起きていることが多いのが特徴です。
失敗パターン1:「名刺」になっている
症状
会社名で検索すれば出てくるけれど、「地域名+サービス名」や「悩み解決のキーワード」では全く検索に引っかからない。内容は商品・サービスの紹介と会社概要、お問い合わせフォームのみ。
なぜ起こる?
ホームページを「既存のお客さんや取引先が確認するための名刺代わり」と考えているからです。
しかし、今の時代、新しいお客様の8割以上はネット検索から生まれます。まだ御社の名前を知らない人が、悩みを解決したくて検索しているのに、その受け皿が用意されていない状態です。
これでは新規の問い合わせは生まれません。
失敗パターン2:社長の挨拶ばかり目立っている
症状
トップページの一番目立つ場所に、社長の長い挨拶や経営理念など、会社情報が載っている。お客さんが知りたい「価格」や「解決できること」がどこにあるか分からない。
なぜ起こる?
制作の現場で「一番偉い人の意見」が優先されてしまうためです。これを専門的には「Hippo(ヒッポ)現象」と呼んだりします。
もちろん社長の想いは大切ですが、初めてサイトを訪れるお客様は「自分の悩みを解決してくれるか」にしか興味がありません。
自慢話や抽象的な言葉ばかり並んでいると、お客様は「自分には関係ない」と感じてすぐに去ってしまいます。
失敗パターン3:「設置して終わり」で更新が止まっている
症状
「新着情報」の日付が1年前で止まっている。ブログ記事がひとつもない。
なぜ起こる?
ホームページを「建物」のように一度作れば完成するものだと思っているからです。実際は「生き物」であり、育て続けなければなりません。
今のホームページには、ブログ記事は必須と言えます。コンテンツマーケティングで集客することが当たり前になっています。
毎日更新している企業は少ないですが、更新頻度が高いサイトほどアクセス数が増えやすくなることは事実です。
更新が止まったサイトは、Googleからの評価が下がるだけでなく、見た人に「この会社、もう営業していないのかな?」という不安を与えてしまいます。
失敗パターン4:表示が遅い・スマホで見にくい
症状
サイトを開くのに時間がかかる。スマホで見ると文字が小さすぎて読めない。
なぜ起こる?
デザインの見た目を重視しすぎて、機能性を無視しているケースです。
Googleの調査では、スマホサイトの読み込みに3秒以上かかると、半数以上の人が見るのをやめて離脱してしまうと言われています。
重たい画像をそのまま載せたりするのは、お客様の時間を奪う行為です。「使いにくい」と思われた瞬間に、そのお客様は二度と戻ってきません。
パソコンでの表示を重視して作られたホームページがスマホでは非常に見づらいこともよくあります。
失敗パターン5:制作会社と「ゴール」がズレている
症状
「集客できるサイトを作って」と頼んだはずなのに、全然集客できていない。納品された後は連絡がない。
なぜ起こる?
これは業界の構造的な問題です。
一般的な制作会社のゴールは「仕様通りのサイトを作って納品すること」で、そこで利益が確定します。一方、発注側(あなた)のゴールは「売上を上げること」です。
この目的のズレがあるため、制作会社は納品後の運用や集客には関与しません。結果、見た目は綺麗でも中身のない「箱」だけが残されます。
失敗パターン6:データを見ていない(計測していない)
症状
アクセス解析ツールが入っていない、あるいは入っているが誰も見ていない。
なぜ起こる?
「データを見ても何をしていいか分からない」という企業が半数以上を占めます。
しかし、データを見ないのは、営業マンが「今日何人と商談して、何人が興味を持ったか」を全く把握せずに営業しているのと同じです。
「どれぐらいの人が見ているのか」「どのページが見られているのか」「どのページで見るのをやめてしまった」「どんな検索キーワードで検索されているのか」などが分からなければ、改善の打ち手はすべて「勘」頼みになってしまいます。
失敗パターン7:中身を変えずに「リニューアル」を繰り返す
症状
3〜5年ごとに「デザインが古くなったから」と数百万かけて作り直すが、問い合わせ数は変わらない。
なぜ起こる?
根本的な中身(コンテンツ)や戦略を見直すのは大変なので、手っ取り早く見た目だけ変えて「やった気」になってしまうパターンです。
検索順位の強さは、本来、良い記事や情報を積み上げることで育っていきます。リニューアルのたびにそれをリセットしてしまうのは、自ら資産を捨てているようなものです。
失敗パターン8:社内の素人に「運用」を任せている
症状
「若いからネットに詳しいだろう」という理由で、Web未経験の社員や総務担当者に運用を兼任させている。
なぜ起こる?
「外注費がもったいない」というコスト意識からです。
しかし、不慣れな社員が業務時間の2割を使ってWeb更新をしていたら、その人件費は年間数十万円になります。
さらに、その社員が本来の業務で稼げたはずの利益も失っています。プロならすぐに終わる作業に時間をかけ、しかも集客効果が出ないとなれば、これこそ一番の無駄遣いです。
「見えない損失」に気づいていますか?(経済的な視点)
「今のままでいい」と考えている経営者の方に直視していただきたいのは、制作費の元を取ることではなく、ホームページが働かないことで失い続けている「機会損失」の大きさです。
優秀な営業マン vs ホームページ
ホームページは「24時間365日働く営業マン」に例えられます。
- 人間の営業マン
月給30万〜50万円。1日8時間稼働。一度に1人しか対応できません。 - 攻めのホームページ
月額10万〜30万円程度の運用費。24時間稼働。一度に何百人もの接客が可能。
月額数万円の運用費を「高い」と感じる一方で、成果の出ない営業マンに毎月給料を払い続けるのは、経済的に見れば矛盾しています。
ホームページがしっかり機能すれば、人間は「見込みの高いお客様」への対応に集中でき、会社全体の営業効率が劇的に上がります。
放置することで、いくら捨てていますか?
もし、検索順位が上がっていれば月に3件の問い合わせがあり、そのうち1件が100万円の受注になっていたとします。
ホームページを放置して問い合わせがゼロのままだと、毎月100万円、年間で1,200万円の売上をドブに捨てている計算になります。これが「機会損失」です。
「ネット上の店舗」シャッターを下ろしたままですか?
ホームページはインターネット上の「支店」です。実店舗なら、シャッターを閉めっぱなしにしたり、看板が汚れていたり、商品が並んでいなかったりすれば、すぐに対応するはずです。
しかし、Web上では平気で「最終更新日:3年前」のまま放置されています。これではお客様が入店してくれるはずがありません。
「運用代行」を頼むことは、この店舗に「優秀な店長」を雇うことと同じなのです。
解決策:インコンフォルメが提案する「攻めの運用」
Webサイトの失敗原因は、「作ったこと」ではなく「運用していないこと」にあります。
現状を変え、Webサイトを集客と利益を生む装置に変えるには、「保守」から「攻めの運用」へと意識を変える必要があります。
「保守」と「運用」は違います
多くの企業が払っている「保守費用」は、サーバーが落ちないように見守るだけの「守りのコスト」です。
対して、私たちインコンフォルメが提供するのは、売上を作るための「攻めの投資」です。
- 守り
ただ維持するだけ。 - 攻め
記事を追加する、使いにくさを直す、データを分析する、検索キーワード対策をする。
具体的に何をするのか?
- 役立つ記事の発信(コンテンツマーケティング)
「名刺代わり」を脱却するため、お客様の悩みや疑問に答える記事を継続的に発信します。これにより、「地域名+サービス」などの検索で自然に見つけてもらえるようになります。 - データに基づいた改善
勘に頼らず、アクセスデータを見て「どこで見込み客が帰ってしまったか」などを分析し、問い合わせボタンの位置や文章を改善します。 - 徹底した顧客視点
「お客様が得られるメリット」を最優先にページを書き換えます。 - 表示速度とスマホ対応の徹底
3秒以内に表示されるよう技術的な調整を行い、快適な使い心地を提供します。
外部のプロを入れる本当の理由
社内の人間だけで「現状維持」の空気を打破するのは難しいものです。自分たちの「思い込み」に気づくこと自体が難しいからです。
インコンフォルメのような外部の専門家を入れることは、強制的に客観的な視点を取り入れ、しがらみを断ち切り、正しいWeb運用のサイクルを回すための最も効率的な手段です。
まとめ:変化しないことが、最大のリスクです
ホームページは、御社のビジネスを加速させる最強の武器になり得ます。しかし、多くの中小企業では、「現状維持」という安心感と「運用不在」によって、その武器が錆びついたまま放置されています。
今回ご紹介した8つの失敗パターンは、決して技術的に難しい問題ではなく、経営判断の問題です。「作ったのに集客できない」のは、ホームページのせいではなく、ホームページを「育てる」ことを放棄した結果に過ぎません。
競合他社が「攻めの運用」に気づき、検索順位の上位を独占し始める前に。
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